セックスしたい|にんげんごっこ

著者 メグマ大使
日付 2014/05/20


セックスしたいという気持ちの正当性

安西先生……セックスしたいです……

私はセックスがしたい。とてつもなくしたい。もうそれしか考えられないくらいセックスがしたい。
2chのVIPでもただそれだけを主張するスレばかり立てている。

しかし主張する場所をわきまえろという問題は置いておくとして、この気持ちは抱いていて当然のものだと考える。
セックスしたくない男なんて男じゃない。性嫌悪症という言葉を最近見かけるようになったが、私の考えとは全く相容れない。

どうすればセックスできるか

自慢ではないが私のセックス経験人数は25歳の現在12人である。これが多いか少ないかは読者の判断に委ねるとして、
いったい私がどうやって12人の女性とセックスしたのかと言うと、元々知人だった1人を除いて相手した女性とは全てネットでの出会いがきっかけだった。

ネットで知り合い、メールやメッセージでやり取りし、電話番号を交換して通話する中で実際に会って遊ぶ約束を取り付ける。
そして会う当日にうまく距離感を測りながらここぞというタイミングで相手の髪を撫で、顔を引き寄せキスをする。
そこまで相手の抵抗なく出来ればほぼ100%の確率でその日のうちにセックスまでたどり着けるのがこれまでのパターンだった。

セックスを邪魔する要素

しかし最近の私はまったくセックスできていない。新しく女性と出会うことすらできていない。それがなぜかと考えると、太ったからだろう。
それこそ毎月のように新しく女性を捕まえてセックスにありついていた全盛期と比べて、私は20kg近く太った。そのせいで自分に自信も無くなった。

なんだかんだ言っても女性はイケメンに弱い。これは極めて稀な例外を除いて確実に言えることだ。
ならば私のこれからやるべきことはダイエットに励み、また再びそれなりの容姿を整えることだろう。
だがそれが実現できるのはいつになるのだろうか。私はそれまでセックスできないのだろうか。

そう考えるともはや絶望しか無いが、それでも私はセックスがしたい。セックスがしたい。セックスがしたい……



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